2023/11/10 効率化が全ての善ではない。
おはようございます。
#静岡県吉田町 の #理容店 #炭酸泉シャンプー #アイロンパーマ #複合洗浄消毒システム
の理容白石 店主 白石俊之です。
今にも雨が落ちて来そうな空模様です。
予報ではこれから午後まで雨降り。
足元悪いですがお気をつけてご来店下さい。
本日の予約残は2席です。

土日の予約状況は公式ホームページの
ご予約カレンダーで随時更新しております。
最近、使っていなかったiPhone8を便利に使えるように
色々と設定し直しをしているところです。
今のところスムーズな運用で満足しています。
先日の事。
自損事故でお車を修理に出したおなじみさん。
ディーラーへ見積もりすると大層な金額。
しかも修理期間も想像以上に長い。
じっこんにしている小さな整備工場では
見積もりは約半分。
修理期間もディーラーのそれよりもだいぶ短い、と。
もちろん仕上がりは遜色なく文句なし。
ディーラーはブランドが付いて安心感、信頼感が大きいです。
ただ、お任せにしてしまうとそこまででもない整備をされてしまい
請求額にビックリすることになります。
(じつは私のポンコツ軽トラもそうでしたw)
担当セールスは経験豊富なので整備スタッフと打ち合わせて
安全とコストのバランスを取ってくれます。
このように顧客の側にも思い遣れると満足度が高くなります。
愛着のある乗り物。
長く乗り続けたいと思っていても
部品が入手出来なくなったり
微妙な調整が出来る熟練工が高齢化で少なくなったり。
例えばドアの修理にしても昔は板金で叩いてから塗装。
今はごっそり部品一式で交換。
どちらが効率が良いかと言えば
アッセンブリー交換の方が手数が少なく
作業も楽で時間も取りません。
仕上がりも素人が見ただけでは違いは分からないです。
繊細な方は交換部品が既存の車体の褪色に合っていないのを
判別出来たりするのですよ。
ましてや古い個体では部品が無いのです。
それでも乗りたい!と言うこだわりを持つ方も多いです。
金に糸目を付けない方もいらっしゃれば
ブーブー文句を言う方もおられるようですが(笑)
古い物を使い続けるのならば金が掛かるのは当たり前。
それが嫌なら新しい物へ買い替えるとか
金も手間も掛からない物にすればいい。
そこまでして手を掛け暇を掛けてでも使い尽くしたい。
そういう感性は私もすごく理解出来ます。
交換部品でシャキッと元通りになり
それをすることで最新で最高の性能が享受出来るのであれば
それこそが効率化と言えるのだとは思います。
でも、効率化だけで世の中は回らないのが面白いのです。
床屋の技術に「刈り上げ」があります。
そこにもお客さん側のこだわりがあって
クリッパーを使わずに鋏だけでやって欲しい。
いわゆる「総ばさみ」と言われる刈り上げなんですが
ぱっと見の違いは全く分かりません。
クリッパーが当たり前と言う方には分からない価値観です。
総ばさみを好む方は仕上がりの柔らかさや
櫛が地肌を撫で鋏がリズミカルに髪を切る刺激。
クリッパーのモーター音ではなく鋏が出す髪を切る音。
丁寧に一鋏づつ、自分が大切にされている感を味わっているようです。
理容師とお客さんが鏡を通して対話しながら
その方だけの「いつもの」を一緒に創ってゆく。
数日すれば形は崩れ、散髪周期が短くなればなるほどに
また元通り、「いつもの」へ戻したくなる。
効率化とは真逆の価値観ではないでしょうか。
科学や技術の観点からすれば効率化や進化は最善でしょう。
素早くスピーディーに効率良く、を求められる方は
当店の価値観には少し合わないのかも知れませんね。
性能が低く燃費も悪い。
乗り心地も良くないしうるさいし。
集中ドアロックやパワステパワーウインドーも無い。
軽トラはスタイリッシュではありません。
だけどシンプルでダイレクトな操作感。
無骨で飾り気の無い実用車ですが
あばたもえくぼで価値観が変わると愛車になっちゃうんです(笑)
このポンコツを潰れるまで乗り続けたいです。
#静岡県吉田町 の #理容店 #炭酸泉シャンプー #アイロンパーマ #複合洗浄消毒システム
の理容白石 店主 白石俊之です。
今にも雨が落ちて来そうな空模様です。
予報ではこれから午後まで雨降り。
足元悪いですがお気をつけてご来店下さい。
本日の予約残は2席です。

土日の予約状況は公式ホームページの
ご予約カレンダーで随時更新しております。
最近、使っていなかったiPhone8を便利に使えるように
色々と設定し直しをしているところです。
今のところスムーズな運用で満足しています。
先日の事。
自損事故でお車を修理に出したおなじみさん。
ディーラーへ見積もりすると大層な金額。
しかも修理期間も想像以上に長い。
じっこんにしている小さな整備工場では
見積もりは約半分。
修理期間もディーラーのそれよりもだいぶ短い、と。
もちろん仕上がりは遜色なく文句なし。
ディーラーはブランドが付いて安心感、信頼感が大きいです。
ただ、お任せにしてしまうとそこまででもない整備をされてしまい
請求額にビックリすることになります。
(じつは私のポンコツ軽トラもそうでしたw)
担当セールスは経験豊富なので整備スタッフと打ち合わせて
安全とコストのバランスを取ってくれます。
このように顧客の側にも思い遣れると満足度が高くなります。
愛着のある乗り物。
長く乗り続けたいと思っていても
部品が入手出来なくなったり
微妙な調整が出来る熟練工が高齢化で少なくなったり。
例えばドアの修理にしても昔は板金で叩いてから塗装。
今はごっそり部品一式で交換。
どちらが効率が良いかと言えば
アッセンブリー交換の方が手数が少なく
作業も楽で時間も取りません。
仕上がりも素人が見ただけでは違いは分からないです。
繊細な方は交換部品が既存の車体の褪色に合っていないのを
判別出来たりするのですよ。
ましてや古い個体では部品が無いのです。
それでも乗りたい!と言うこだわりを持つ方も多いです。
金に糸目を付けない方もいらっしゃれば
ブーブー文句を言う方もおられるようですが(笑)
古い物を使い続けるのならば金が掛かるのは当たり前。
それが嫌なら新しい物へ買い替えるとか
金も手間も掛からない物にすればいい。
そこまでして手を掛け暇を掛けてでも使い尽くしたい。
そういう感性は私もすごく理解出来ます。
交換部品でシャキッと元通りになり
それをすることで最新で最高の性能が享受出来るのであれば
それこそが効率化と言えるのだとは思います。
でも、効率化だけで世の中は回らないのが面白いのです。
床屋の技術に「刈り上げ」があります。
そこにもお客さん側のこだわりがあって
クリッパーを使わずに鋏だけでやって欲しい。
いわゆる「総ばさみ」と言われる刈り上げなんですが
ぱっと見の違いは全く分かりません。
クリッパーが当たり前と言う方には分からない価値観です。
総ばさみを好む方は仕上がりの柔らかさや
櫛が地肌を撫で鋏がリズミカルに髪を切る刺激。
クリッパーのモーター音ではなく鋏が出す髪を切る音。
丁寧に一鋏づつ、自分が大切にされている感を味わっているようです。
理容師とお客さんが鏡を通して対話しながら
その方だけの「いつもの」を一緒に創ってゆく。
数日すれば形は崩れ、散髪周期が短くなればなるほどに
また元通り、「いつもの」へ戻したくなる。
効率化とは真逆の価値観ではないでしょうか。
科学や技術の観点からすれば効率化や進化は最善でしょう。
素早くスピーディーに効率良く、を求められる方は
当店の価値観には少し合わないのかも知れませんね。
性能が低く燃費も悪い。
乗り心地も良くないしうるさいし。
集中ドアロックやパワステパワーウインドーも無い。
軽トラはスタイリッシュではありません。
だけどシンプルでダイレクトな操作感。
無骨で飾り気の無い実用車ですが
あばたもえくぼで価値観が変わると愛車になっちゃうんです(笑)
このポンコツを潰れるまで乗り続けたいです。










