一人理容師の事業継承|若手との業務提携を考える理由。

静岡県榛原郡吉田町で、理容師を一人で続けて27年。

理容白石 昭和の理容師

この仕事を、どう次へつなぐか。
最近、そのことを考えるようになりました。

当店は完全予約制・紹介制の一人店です。
施術も、発信も、経営も、すべて一人で担ってきました。

今回は、事業継承について考え始めた理由と

若手理容師との業務提携という形を模索している背景を、正直にお伝えします。


Q1. なぜ、事業継承を考えるようになったのですか?

A. 一人で続けてきたからこそ、限界と責任の両方を感じるようになったからです。

一人営業には、はっきりとした強みがあります。

・ お一人おひとりに向き合える
・ 時間と技術を集中させられる
・ 「いつもの」を、途切れにくく再現しやすい

ただ、一人である以上、続けられる時間には限りがあります。
27年通い続けてくださっているおなじみさんがいる。
その方々に対する責任を、真剣に考えるようになりました。

店を続けることは、技術だけでは足りません。
場所と関係性を、次の世代へどう残すか。
その問いが、日々の仕事の裏側に静かにあります。


Q2. 「廃業」ではなく「業務提携」を考えているのはなぜですか?

A. 技術と関係性を途切れさせたくないからです。

店を閉めることは、いつでもできます。
でも、27年かけて積み重ねてきたものを、そこで終わりにしたくない。

つなげたいものは、次のとおりです。

CurlCraft(カールクラフト) 2003年から独自に体系化してきたアイロンパーマ技術
おなじみさんとの長い信頼関係 椅子の前で積み重ねてきた「いつもの」
月刊誌「理容白石通心」 毎月の手渡しで続いてきた、小さな継続

これらを次へつなぐ方法として、業務提携という形を考えています。
まだ「考えている」段階です。
ただ、考え続けています。

廃業は終わりです。

業務提携は続き方を探すことです。

その違いを大切にしたいと思っています。


Q3. CurlCraftワークショップとの関係は?

A. 後継者候補との出会いの場として、ワークショップを位置づけています。

2027年9月、当店は創業60周年を迎えます。 その節目に向けた取り組みのひとつとして

CurlCraftのワークショップを開催する予定です。

このワークショップは、技術を伝えるだけの場ではありません。

技術を通じて、どんな理容師と出会えるか。

その場を後継者候補との接点としても捉えています。

押しつけではなく、互いを知る機会として。
そういう場にしたいと思っています。

技術の継承と、人との出会い。

どちらも、急がず丁寧に進めたいと考えています。


Q4. どんな若手理容師との提携を考えていますか?

A. 条件より先に、姿勢と想いが合う人を探しています。

具体的な条件や形式は、まだ決めていません。
それより先に、大切にしたい姿勢があります。

・ 自分の強みは何か、を探している人
・ その強みを使って、お客様の悩みを軽減したいという意思を持っている人
・ 身につければ失われない技術を最大化するために、学び続けたいと思っている人

そういう想いに共感できる人と、一緒に考えていきたい。

理容師という仕事は、手の中に技術が宿る仕事です。
どんな時代になっても、本物の技術は消えない。
そのことを信じて、学び続けようとしている人に、伝えたいことがあります。


Q5. おなじみさんへは、何を伝えたいですか?

A. 変わらず通い続けていただける場所を守りたいという気持ちです。

事業継承を考え始めたことを、おなじみさんに正直にお伝えしたいと思っています。

何かが急に変わるわけではありません。
今日も、明日も、いつものように椅子の前に立ちます。

ただ、この場所を次へつなぐことを真剣に考えています。

長く通い続けてくださっているおなじみさんへの、責任としてです。

完全予約制・紹介制のまま、吉田町で細く長く続ける。
その前提は変わりません。


まとめ:一人理容師の事業継承で考えていること

考え始めた理由:27年一人で続けてきたからこそ、限界と責任の両方を感じるようになった
廃業ではなく業務提携:CurlCraft・信頼関係・月刊誌など、積み重ねを途切れさせたくない
ワークショップの位置づけ:2027年創業60周年に向け、後継者候補との出会いの場としても捉えている
求めている人:自分の強みを探し、技術で人の悩みを軽減し、学び続けたいという想いを持つ人
おなじみさんへ:急な変化はない。変わらず通い続けていただける場所を守りたい

まだ、答えは出ていません。
ただ、考え続けていることは確かです。

この記事を読んで、何かを感じてくださった方がいれば

それだけで書いた意味があります。

静岡県吉田町で、細く長く店を続けるために。
技術も、関係性も、途切れさせない続き方を探していきます。

ご予約・ご相談は、お電話または公式LINEにてお問い合わせください。

調髪でのはじめての方は、おなじみさんからのご紹介を基本としています。

noteへも違う角度から書いています。





理容白石 店主 白石俊之が執筆しました。


理容白石 公式リンク






吉田町神戸1637-8 駐車場3台


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2026年7月27日